ポーチだけでなく、バッグやペンケースが作れるワイヤー口金。
手持ちのワイヤー口金の長さに合わせた型紙の作り方をまとめました。
自分で型紙を自作できればバッグやポーチ、ペンケースなど自由に作ることが出来るようになりますね。
ワイヤー口金は横幅だけ書いて販売されているところがありますが、型紙には高さを含めた全長が必要です。
まずはワイヤーの全長を測ります。
私の手持ちの10*4cmワイヤーは18cm・・・のはずでしたが、実際は17.5cmでした。
小さい分にはいいですが、長いと生地に収まらなくなる可能性があるので、型紙がある場合でも自分で測ってから裁断することをおすすめします。
ワイヤー口金を使ったポーチ・バッグ・ペンケースなどの型紙の作り方
必要な数字は3つです。
0.5cm単位でいいので測っておきます。
ワイヤーポーチの型紙の作り方 生地の横幅
生地の横幅はすぐに決められて、ワイヤーの全長に+1~2cmです。
キルトなど厚手の生地なら2cmにしたほうがいいと思います。
10cm×4cmのワイヤーなら19~20cm程度、ここに縫い代を足して裁断します。
私は縫い代込みで21cmにしました。
ワイヤーポーチの型紙の作り方 マチの幅の決め方
マチを決めるのに必要な数字はワイヤーの高さと横幅。
ワイヤーの高さ×2+-1~2cmくらいがマチの幅になります。
あまりマチを小さくしてしまうとせっかく口が大きく開くワイヤーの意味がないの
。ただ、マチ全体の長さの上限は生地の横幅-ワイヤーの横幅を超えない方がいいです。
正面の底辺がワイヤーの横幅より小さいと逆さの台形のようなあたまでっかちなポーチになってしまいます。
10cm×4cmのワイヤーなら4*2+-1~2cmで6~10cmがマチの幅の候補になります。
正面の底辺の長さが少しだけ長いと可愛いと思うので今回はマチ7cm。
生地の幅は19cm、ワイヤーの横幅は10cmなので正面は上10cm、下12cmになります。
ワイヤーポーチの型紙の作り方 生地の縦の幅の決め方
マチで決めたのは底の広さと横から見た幅なのであとは全体の高さを決めます。
ここはワイヤーの高さ以上あれば大きな制限はありません。
これが深さになるので入れたいものに合わせて決めましょう。
私は10cmのワイヤーは正方形に近い台形にしたかったのでワイヤーの横幅と同じ10cmにしました。
この10cm×4cmのワイヤー口金を約30cm×21cmの型紙で作ったのがこちら↓
>>10cmワイヤー口金で手作りしたワイヤーポーチ 型紙はA4用紙で簡単
18cmのワイヤー口金なら15cm、15cmなら12cmくらいが横長で可愛いかなーと思っていますがマチとのバランスを見て決めてください。
ワイヤーの横幅を超えると縦長ポーチになります。
※生地に向きがあるなど切って使う場合はマチ/2+高さ+縫い代が2枚になります。
上記の寸法に縫い代を考慮すれば簡単に型紙を作成できます。
真っすぐ裁つだけなので型紙なしで作れる簡単さが魅力ですね。
ちなみに、通販の楽天でワイヤー口金が安いのは手芸レースの激安販売 フェアリーレース fairylaceさん。
私は他店で買ったのですが、ワイヤー口金10cm×4cmが194円。
まとめ買いは激安で一番大きい18cm×7cmも10個セットなら税抜き100円です。
他で買ったものがなくなったら購入しようとサンプルに持っていかなったワイヤー口金18cm×4cmを購入。
次はペンケースを作ってみます。